メトロポリタンの陰

出会った人とのフィクション、ノンフィクション

水の無い港2

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深夜のホテル

古そうな建物のフロントには英語が喋れない親父さんしかいなかった

 

明朝は息子が来ると言ってるらしく

手続きは明日になった

 

朝フロントの息子は気持ちいいほどの青年だった

アポイントがある僕は手短に話すと外に出た

 

夕方ホテルに戻ると青年が話しかけてくる

剣道を趣味しているらしく日本人と話がしたかったらしい

 

フロントで盛り上がり

行きつけのレストランを紹介してもらった

 

そこも英語が通じなかったけど

メニューはなんとかわかるものだ

 

翌朝、ホテルのパンとスープが美味しかったことを覚えている

 

 

 

 

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