2024-06-16 夢の船 story 写真 港の堤防に初老の男が腰掛けている 「あれは未来から来た船なんだ」 視線の先に客船が浮かぶ 「私のやりたかったこと、やれなかったことが詰まっている」 「では、過去から来た船なんじゃ...」 「いや、それを実現した私が乗っているんだ」 数歩歩いて振り返ると その男も船も消えていた